| 支配性による攻撃性
支配しようとして、攻撃的になる犬がいます。これは、性格的、先天的な部分に起因するといわれています。そのひとつが、犬の脳内にある神経伝達物質セロトニンの量。セロトニンが少ないと攻撃性が高くなります。 また、成長過程で甘やかして育てたことなども原因になることがあります。 【症状】 1〜3歳の若い犬にみられます。 大好きなおもちゃや食べ物を取りあげるなど、気に入らないことをするとうなったり、かみついたりします。耳を前に立て、目をしっかり開け、しっぽを立てて威嚇します。
【治療】 先天的なことが起因するので、完治は難しいといえます。 オスの場合は、去勢、薬物療法としてセロトニンの減少を抑える薬などを投与します。 行動療法も時間がかかりますが有効です。 ○
食餌は飼い主の後に与える ○ 外に出るのは排泄の時のみ ○
目を合わさない、話かけない、無視する などを続けて犬が甘えてくるようになったら、人間がリーダーであることを教えます。 ○
アイコンタクトをとる ○ 犬を抱く、腹ばいにしてなでる ○ おすわり、ふせ、まてなど をしてから要求に応える
ことなどを教え続けます。
恐怖による攻撃性
子犬の時からほかの犬と接触がなく、生後早い時期に、母親から離された不安な状態で育ったことなどから、まわりのものに過敏に反応して、恐怖心から攻撃します。
【症状】 ほかの犬や、知らない場所に連れていくと怖くて逃げ出したり、怖さのあまり耳をベったりと倒し、しっぽを両足の中に丸め込むようにし威嚇したりします。
【治療】 抗うつ剤や精神安定剤などの薬を使いながら行動療法を行います。 脱感作療法(少しずつ刺激に慣れさせる療法)も有効で、恐怖に陥った時に、大好きなおもちゃや食べ物を与え、怖い悪いというイメージを少しずつ取り除いていきます。
子犬の時から、積極的に外に連れていったり、犬同士で遊ばせたり、たくさんの人に遊んでもらうこと、なでてもらうことが、最大の予防です。
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